コスパ最強!24インチモニター「KTC H24T7」 レビュー

スポンサーリンク

 今回は私が購入したWQHDゲーミングモニター「 KTC H24T7 」についてレビューします。

 結論から言うと、約22,000円ぐらいで買えて、非常にコストパフォーマンスが高く、今まで使っていたフルHDモニターからの買い替えでは大きな満足感を得られるモニターでした。

Amazon.co.jp

1. 購入の経緯

 10年間三菱製23インチのフルHDモニター RDT234WX-S(1920×1080) を使っていましたが、最近は作業領域の狭さが気になるようになり、そろそろ新しいモニターに買い替えようと考えました。

 本当は27インチサイズ以上の大きな画面に憧れていたのですが、設置場所の関係でどうしても24インチ前後しか収まらず、サイズ選びには制約がありました。

【解像度について】

 解像度についても悩みました。当初は4Kモニター(3840×2160)を検討したものの、24インチで4Kは文字が小さくなりすぎて読みづらいことや、まだ価格が高い点がネックとなりました。

 最終的に、解像度と実用性、そして価格のバランスが取れたWQHD(2560×1440)が最適だと判断しました。

【入力端子数】

 購入する新しいモニターでは入力端子の数も重要でした。Mac miniと自作PC(Windows 11)を切り替えて使いたかったため、最低でも2系統以上の入力端子が必要でした。KTC H24T7はDisplayPortとHDMI×2を備えており、切り替えの利便性という点で条件に合致しました。

【謎のメーカー「KTC」】

 唯一不安だったのはメーカーです。「KTC」は中国ブランドで、日本ではあまり馴染みがなく、購入前は「品質は大丈夫だろうか」と心配しました。

 しかし調べてみると、KTCは深センを拠点に世界の大手ブランドへOEM供給してきた実績を持ち、最近は日本でも自社ブランドでゲーミングモニターを展開していることが分かりました。

 欧米のレビューでも「コストパフォーマンスが高い」と評価されており、この情報が安心材料になり、購入を決断しました。

【ゲーミングモニター?】

 このモニターは、ゲーミングモニターというカテゴリーではありますが、私はゲームをほとんどしません。

 それでも高リフレッシュレートやIPSパネルによる高画質を備えながら価格が手頃で、作業用としても十分魅力的だと感じました。


2. KTC H24T7 の基本スペック

  • サイズ:23.8インチ
  • 解像度:WQHD(2560×1440)
  • リフレッシュレート:最大180Hz(DP接続時)
  • パネル:IPS(広視野角・高発色)
  • HDR対応
  • 入力端子:DisplayPort / HDMI×2
  • VESAマウント対応(100×100)
  • 付属ケーブル:電源ケーブル、DisplayPortケーブル(1.5m)※HDMIケーブルは付属していないので注意

3. 実際に使って感じたポイント

WQHDの広さに驚き

WQHDは思っていた以上に作業領域が広く、ウィンドウを2つ並べても余裕があり、場合によっては3つ同時に表示可能。動画制作の作業効率も格段にアップしました。

高リフレッシュレートで滑らかな動き

180Hz対応で、スクロールやマウス操作が非常にスムーズ。FPSゲーム以外の日常作業でも違いを実感できます。

3つの入力端子

入力端子はcとHDMI×2の計3個あり、DisplayPortに自作PC(Windows11) 、HDMIにMac miniを接続して切り替えながら使っています。
 もう1個HDMIがあまっているので、MacBookやiPad、ゲーム機を繋ぐことが可能です。

発色の良さ

IPSパネルにより色が鮮やかで、写真や動画鑑賞も快適。FHD時代より階調表現が豊かになりました。

文字の精細さ

文字がシャープに表示され、長時間の文章作成でも疲れにくくなりました。

残念なポイント

・三菱のモニターにはリモコンが付属していて入力切替が非常に楽でしたが、KTC H24T7では、背面のスティックを操作して各種設定や切り替えを行う必要があります。慣れるまではやや分かりにくく、最初は戸惑いました。

・このモニターにはスピーカーがついていませんので別途用意する必要があります。
 2千円くらいの低価格で音質もネットで評判のよかった「Creative Pebble」というスピーカーを購入しました。
 モニター背面のヘッドホン出力に接続すると、PCを切り替えればそれぞれの音声に切り替わります。

https://amzn.to/4mhk1Qp

4. 三菱モニター(RDT234WX-S)との比較

三菱RDT234WX-S
項目三菱 RDT234WX-S FHDKTC H24T7 WQHD
解像度1920×10802560×1440
作業領域2ウィンドウで窮屈2ウィンドウ余裕、3つも可能
発色やや淡め鮮やかでメリハリあり
リフレッシュレート60Hz最大180Hz
文字の見やすさ拡大必須な場面も自然に精細で読みやすい
メニュー操作リモコンで簡単操作背面スティックで操作、慣れが必要
入力端子HDMI×2、DVI-D、D-Sub、コンポーネント、コンポジットDisplayPort×1、HDMI×2

5. 注意点

  • WQHDなので、文字サイズが小さく見える場合があります。必要に応じてスケーリングで調整を。Windowsでは125%〜150%に設定すると見やすく、Macではシステム環境設定のディスプレイ項目で「スペースを拡大」寄りに調整すると快適です。
  • 高リフレッシュレートを活かすにはDisplayPort接続が必要。一般的にはHDMIは120Hzまでとされていますが、私の環境(Mac mini+ハイスピードHDMIケーブル)では144Hzで認識できています。

6. まとめ

KTC H24T7は、コンパクトなサイズでWQHDと高リフレッシュレートを実現した高コスパモニターです。

 メーカー名に不安を感じましたが、調べると実績もあり安心できました。ゲーミング用途だけでなく、作業効率アップを狙う方にもおすすめできる一台です。

次回は、このモニターをより快適に使うために導入したモニターアーム「エルゴトロンLX」について紹介します。

 そらうみガジェットへ戻る

コメント

タイトルとURLをコピーしました