超高速ネット回線「ドコモ光10ギガ」がやってくる(準備編)

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最近、我が家ではインターネット環境の整備を進めています。
その経過を共有したいと思います。

『ドコモ光10ギガ』を申し込んでみた

 最大10Gbpsの高速回線サービスの「ドコモ光の10ギガ」プランで、やっと固定電話の「ひかり電話」が使えるようになったようなので、ドコモ光1Gプランから10Gのプランへの変更をWEBから申し込みしました。
これでネットの通信速度が飛躍的にアップすることが期待できます!

申込み確認

 申し込み翌日、夕方のそらうみ散歩中にドコモから申し込み確認の連絡がありました。
手続き方法は2つあるそうです。

 1つ目は、「回線スピード変更手続き」です。こちらは事務手数料、工事費などが必要でポイントバックが7,000P付与されます。
 契約も速度プランの変更だけなのでプロバイダーは現在使っている「ぷらら」のままで、ひかり電話の電話番号も変更しません。

 2つ目は、「解約して、新規申し込み」です。工事費は無料でポイントバックが35,000Pも付与されます。
しかし、今使っているプロバイダー「ぷらら」は今年6月30日以降、新規申し込みの受付を終了してしまったため、解約するとプロバイダーを別のところに変える必要があり、現在メインで使っているぷららのメールアドレスが使えなくなる可能性があります。

 また、新規でひかり電話を申し込見直す場合は、家の電話番号も変わってしまいます。同じ番号に載せ替えには手数料が4000円ぐらいかかるようです。

「新規申し込み」の35,000Pのポイントバックはすごく魅力的ですが、メールアドレスや電話番号が変わるのは面倒なので、「回線スピード変更手続」にしました。

レンタルルーターは借りる?

 最初10G対応WIFIルーターは、ドコモからレンタルせずに自分の環境に合いそうな機種を選んで購入しようと考えていましたが、10ギガ対応LANポートが2個ついたWIFIルーターは各社あまり機種がなく、とても高額であるため、素直にドコモからレンタルすることにしました。

 ちなみに10GLANポートが2個付いた最新のWIFI規格6E対応WIFIルーターNECのAM-AX11000T12はAmazonで55,000円もします。

 ドコモのWIFIルータのレンタル料は通常550円/月ですが、「ひかり電話」を申し込むと専用ルーターに接続しなければならないためルーターを借りる必要がありますが、ひかり電話対応WiFI内蔵ルーターは110円/月で借りることができるようです。

 来年には新規格のWIFI7が来るという情報もあるし、10Gポートが付いたWiFIルーターが安くなるまではレンタルでいいのではないかと思います。

工事日決定

 工事予定日は、最短で3週間後の8月2日と言われましたが、8月7日から入院の予定があったので、退院後の8月15日にしてもらいました。
 それまでにルーターなどの機器が送られてくるそうです。

10ギガ回線開通するのが楽しみです。

現状のネット環境の整備

 高速なネット回線が来る前に現在のネット環境を整備しておきます。

現状のネット環境

現在の我が家の光回線はドコモ光の1Gプランですが、ゲートウェイ(ONU+ルーター)はフレッツ隼(1G)の頃にNTTが設置したものをそのまま10年ぐらい使っています。

 なかなか壊れないから取り替えてくれないんですよね。

 ゲートウェイに繋いでいるWIFIルーターは3年ぐらい前からNECの「Aterm WG2600HP3」を2台使用しています。

1台を親機、もう1台を中継機として利用していますが、全ての端末が1台の親機に負荷をかけています。

 「Aterm WG2600HP3」の最大接続台数は15台ですが、年々WIFI機器が増えてきて20台以上ぶら下がっています。

 このような状況ですが、親機が設置してある2階のWIFI接続で250Mbps、自作PCに繋がっている有線接続では750Mbpsでているので特にネットを使用するのに困っていません。

快適なネット回線速度

 Web閲覧、SNS 10Mbps
 動画鑑賞     30Mbps
 ネットゲーム  100Mbps〜

 ただ、1階のリビングまで飛んでくる親機のWIFIは80Mbpsまでおちてしまい、その奥の母親の和室はさらに落ちてしまうため、もう1台の「Aterm WG2600HP3」を中継機として母の部屋に設置することで電波を補強して快適にNetFlixなどの動画鑑賞を楽しんでいます。

LANケーブルの交換

 家の中に配線しているLANケーブルは、最大1Gbps回線なので取り回しがしやすい「CAT.5e」という規格のLANケーブルを使用しています。
 今回は10Gbps回線に対応するために、上位の規格への見直しも行ってみることにしました。

LANケーブルの種類

規格通信速度伝送帯域シールド備 考
CAT.5100Mbps100MHzUTP
CAT.5e1Gbps100MHzUTP使用中
CAT.61Gbps250MHzUTP
CAT.6A10Gbps500MHzUTPおすすめ
CAT.710Gbps600MHzSTP
Cat.840Gbps2,000MHzSTP

まずは1階のゲートウェイから壁コンセントまでのLANケーブルをCAT.5eからCAT.8に交換してみました。

 LANケーブルの種類をみて、何も考えず通信速度が一番早いCat.8のケーブルを買っておけばいいだろうと購入しましたが、あとで調べてみるとCat.8はSTPケーブルが使われており、内部ノイズ処理をしないと速度低下を起こすと言われています。一般家庭用はUTPのCAT.6Aがいいようです。
 今回は0.5mと短い距離なので特に問題ないんじゃないと思っています。
今のところ大丈夫ですが、なにかトラブルが出るようなら取替えてます。

 後日、その他のPCやNASなどへ有線接続しているLANケーブルもCAT.5eからCAT.6Aに取替えました。ただし新築時に壁内に敷設している1階~2階に渡っているCAT.5eケーブルは取り替えできませんでした。機会があったら引き直したいです。

 実はCat,5eは規格値1Gbpsの通信速度ですが、短い距離であれば、9Gbpsぐらいまで伝達できるそうなので、無理して交換する必要はないようです。

 また、WiFIルーター親機の負担を減らすためにPS4をWifi接続から有線LAN接続に変更しました。
 LANケーブルを接続してもIP取得できずに苦労しましたが、PS4の電源を入れたままルーターの再起動で解決しました。また、TVもLAN接続に変更しました。

この結果、PCの有線でのネット速度が1.0Gbps近くまでいくようになり、非常に快適になりました。

 ただし、Wifiの速度は200M前後とまだまだ負担がかかっているためかそんなに変わっていません。
レンタルルーターが到着したら分散できることを期待しています。

WIFIチャネル変更

 家の中に入り込んでくる近隣のWIFIの干渉がみえる「WIFIアナライザー」というアプリを利用し、Wifiルーターのチャネル設定を2.4GHzは「13ch」、5.0GHzは「56ch」に固定しました。
 これにより、2階のWIFIも300〜400Mbpsくらいで安定した接続を維持することができるようになりました。

まとめ

これで我が家のネット回線がずいぶん整理されました。
この時点での部屋の各地点の回線スピードを図面に落としてみました。

 メインでWIFIを使う場所が2階のそらうみのいるファミリールームですのでそこを重点に速度をあげています。
 1階のリビング及キッチンがすこし寂しいですが、10ギガのWIFI ルーターは光ケーブルを繋ぐ必要があり、ひかり電話もリビングにあるので、ドコモからレンタルするWIFI ルーターは1階に置くことになるので家全体にWIFIが行き渡りそうです。

これから『ドコモ光10ギガ』が開通することで、さらに快適なインターネット環境を手に入れられることを楽しみにしています。

引き続き開通までの流れを記事にしていきますので、ご興味がある方はぜひ参考にしてくださいね。

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