フォトショップのAI機能を使ってみた

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 Adobe Photoshop(フォトショップ)のベータ版にジェネレーティブAI(画像生成AI)が搭載されたので、その中の「生成塗りつぶし」を中心に試してみました。

Adobe Photoshopβ版のインストール

Adobe Creative Cloudのアプリケーションを起動し、左側のメニューの[ベータ版アプリ]の項目をクリックします。
右側にベータ版アプリの一覧が表示されますので、「Photoshop (Beta)」の項目右側の「インストール」ボタンをクリックずるとインストールができます。

さっそく使ってみる

暑いのでそらうみをビーチに連れていきます。

新機能「生成塗りつぶし」とは

今回追加された新機能「生成塗りつぶし」は範囲指定した場所に、AIが指定された画像を生成して自然な感じで合成するものです。

背景をビーチに変更

背景を変更するには、「選択ツール(なげなわ等)」を選択すると出てくる「被写体を選択」をクリックすると自動的に被写体「そらうみ」が選択されるので、上部のメニュー「選択範囲」から「選択範囲を反転」をクリックすると背景が選択されます。

背景が選択されると「生成塗りつぶし」が出てくるのでクリックすると、プロンプト入力欄が出てくるので、生成したい画像を英語で入力します。

ここでは背景をビーチにしたいので「Beach」と入力しました。

30秒ほど生成時間がかかりますが、3種類のビーチの画像を提示してくれます。
気に入るものがなかったらもう一度「生成」ボタンを押すか、プロンプトに別の言い方で指示を出してイメージに合う画像を探していきます。

ビーチパラソルを追加

後ろが少し殺風景なので「投げなわツール」で位置を指定し、「beach parasol」とプロンプトに入力しました。

帽子をかぶらせる

ビーチは暑いので帽子をかぶらせましょう。

「投げなわ」で帽子の部分を指定します。指定範囲は大きめにするといい感じに生成してくれます。
 宇宙くんの帽子は「cap」だけで生成させましたが、色の指定なども英語で入力すれば可能です。

碧海ちゃんは麦わら帽「straw hat」とプロンプトに指定しました。

完成〜

簡単にビーチの画像ができました。

BeforeーAfter

解説動画

ここまでの流れを動画で解説しています。

追加で便利な使い方

生成塗りつぶしはプロンプトに文字を入れずに生成すると、指定した部分に「何もない」ように生成することができます。つまり不要なものを削除してくれます。

画面の拡張

画面の切れてる部分をAIが自動生成して拡張してくれます。

切り抜きツールで両端を拡張して、拡張した白い部分を自動選択ツールで選択します。

「生成塗りつぶし」をクリックして、プロンプトに何も文字を入れずに生成すると、AIが違和感なく空白部分を埋めてくれます。

邪魔なリードを消す

碧海ちゃんのリードも消すことができました。
「なげなわツール」でリードを選択して、「生成塗りつぶし」のプロンプトに文字を入れずに生成するときれいにリードが消えてくれました。

こんな感じになりました。

そらうみママもAI画像生成に挑戦

画像編集素人のそらうみママも挑戦してみました。

 ハリーポッターの世界を作りたいと挑みましたが、AdobeのAI画像は商用利用も可能なので、版権の厳しいものはなかなか難しそうです。
試行錯誤してこんな感じに仕上がりました。なかなかいい感じになっていますよね。

最後に

まだベータ版ですがかなり楽しく遊べます。ボクもまだまだ使いこなせていませんが練習したいと思います。

興味がある方は是非試してみてくださいね。

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