
柴犬は1頭だけ飼っていても可愛いのですが、複数で一緒に飼うとそれぞれ違う性格も見えてきてとても楽しいです。
しかし、ナワバリ意識の強い柴犬を多頭飼いするには、飼う時にいくつか気をつけることがありますのでまとめてみました。
犬同士の相性

柴犬は、お互いの性格によっても相性が変わるため、複数の柴犬を飼う場合でも、性格が合うかどうかが非常に重要です。
一般的に、柴犬は社交的な犬種であり、家族や他の犬とも仲良くすることができます。
しかし、性格によっては、柴犬同士がうまくやっていけない場合があります。
例えば、リーダーシップを取りたがる性格の柴犬同士が出会った場合、リーダー争いが起こることがあります。
また、遊び方が荒い柴犬と、穏やかな柴犬が一緒に暮らす場合、じゃれあっているだけでも怪我をすることがあるかもしれません。
そらうみの場合は、兄妹といっても血も繋がりもなく、性格も全然違いますが、いつも仲良くくっついているので、相性がいいのだと思います。
個別スペースの確保

柴犬は、元々狩猟犬として繁殖された犬種で、縄張り意識が強い傾向があるため、多頭飼いをする場合には、個別のスペースを用意することが必要です。
柴犬は、自分の縄張りを確保することでストレスを感じずに安心して生活することができます。
そらうみの場合は、最初ケージも間に仕切りをつけていましたが、仲良しになってきたので仕切りを取り除きました。
しかし今でも自分のスペースを確保できるようにそれぞれのクレートを分けて寝床を作っています。
餌の管理

複数の柴犬を飼う場合、それぞれの食べる量を確認し、体調を管理する必要があります。
また、餌を他の犬にとられないように場所を分けてあげることも有効です。
そらうみの場合は、碧海が食べるのが遅いので、宇宙に取られないか落ち着かずストレスを感じているようだったので、食事だけはそれぞれ別の部屋で与えています。
散歩が大変

柴犬は多くの運動量が必要な犬種のため、多頭飼いになると散歩だけも大変です。
運動不足はストレスがたまるので、散歩ができない時は庭や部屋の中でもしっかり運動できる環境を整えましょう。
リーダーを決める

柴犬は群れで生活する動物であるため、複数の柴犬が一緒に暮らす場合、上位の地位を争うことがあります。
このような状況では、犬同士の関係が不安定になり、犬同士の攻撃や嫉妬などの問題が発生し、犬のストレスになる可能性があります。
飼い主がリーダーを決めて、指示やルールを従順に守らせることで群れの調和が確立されます。
犬たちにとっては、リーダーが存在することで安心感を得ることができ、不安定な状況が生じた場合でも、リーダーの指示に従うことで自己主張する必要がなくなります。
そらうみの場合は、先住犬の宇宙をリーダーとして、なにかする場合は宇宙を優先しています。
病気や怪我のリスク

多頭飼いをする場合、犬同士のトラブルが起きて毛がをすることがあります。
また、病気や怪我をした場合、複数の犬に感染するリスクがあるため、早期発見・早期治療が必要です。
定期的な検診、ワクチン接種をしておきましょう。
まとめ

柴犬を多頭飼いすることには、多くのメリットがありますが、それだけに十分な環境を整えることが重要です。
個別のスペースを用意し、しっかりと管理することで、柴犬たちは仲間と楽しく過ごし、健康的な犬生を送ることができます。
柴犬を多頭飼いしたいと考える飼い主さんは、ぜひこれらのことを踏まえて、柴ちゃんたちが幸せに暮らせる環境を整えてください。
コメント