口臭が気になったら半年に一度の無麻酔歯石除去

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 愛犬がペロペロと甘えてきた時に犬の口臭が気になることはありませんか?

 歯石がたまると、そこに細菌が繁殖し、口臭や歯周病の原因となります。歯垢がかたまり歯石になると、歯ブラシではなかなか取り除くことができません。

 そらうみは、定期的に名古屋市内にある「ウェルワン」というお店で無麻酔歯石除去を受けています。6か月間は半額で歯石除去を受けることができるので、前回から半年立ったので行ってきました。

犬の健康維持に欠かせない! 歯石除去

 犬の口腔ケアは、健康維持に欠かせません。犬の歯石が原因で口臭や歯周病になることがあります。

犬の歯石について

 犬の歯石は、食べかすや唾液中の鉱物質が歯の表面に付着して、硬くなったものです。歯石が増えると、細菌が繁殖し、口臭や歯周病の原因になります。また、歯周病や歯槽膿漏が重症になると歯が抜けたり、心臓や腎臓など他の臓器にも悪影響がでます。
 歯石は、歯ブラシで簡単に取り除くことが難しくなります。

無麻酔での歯石除去について

 無麻酔での歯石除去は、犬が麻酔をかけられることなく歯石を取り除く方法です。
施術者の技術で歯石を取り除くため、痛みが少なく、犬の身体への負担やリスクも低いとされています。全身麻酔には犬の健康状態や年齢によっては僅かとはいえ、どうしてもリスクがありますからね。

 ただし、歯石の量が多い場合や歯肉炎などの病気がある場合は、無麻酔での歯石除去では完全に除去できないことがあります。

全身麻酔のリスク
 身体の機能を鎮静させるため、呼吸、血流が減少し、障害が起こる可能性があります。

  • 体の反射がなくなるため、処置中に吐いても外に出したり、飲み込んだりできないため気管が詰まる可能性がある。
  • 心臓、血管の機能低下により、各臓器に送る血流が減少したり不整脈がでることがある。
  • 呼吸数の減少により、体内の換気回数が減ることによる酸素取り込み量低下が起こる。
  • 肝蔵、腎臓に障害があると麻酔の成分が代謝できず、麻酔からさめない可能性がある。

無麻酔での歯石除去のデメリット

 無麻酔での歯石除去は、歯石の表面を削り取るだけで、歯石の深部にアクセスすることができません。歯石が歯肉と歯の間にある場合、炎症や出血を引き起こすことがあります。
 また、歯石の深部にある細菌は、口腔内の他の場所にも拡散し、健康に悪影響を与える可能性があります。

 また無麻酔で歯石除去を行うと痛みを伴うことがあります。犬は、痛みを我慢しようとして、処置中に動き回ることがあり、それによって、歯石の削り取りが不十分になる場合があります。

無麻酔デンタルケア『ウェルワン』

そらうみが通っている「ウェルワン」に連れて行きました。
ここは無麻酔の歯石除去を三姉妹の方達がやっております。
そらうみもお姉さんたちが大好きです。

公式ホームページ 無麻酔デンタルケア『ウェルワン』

施術中の様子

今回の動画ではないのですが、歯石除去の施術中はこんな感じです。

今回の歯石除去の結果(2023年3月4日)

施術時間は1匹1時間程度ですが、今回は2人で同時にやってもらえたので1時間で終わりました。
迎えに行くと歯石の状況を説明していただけます。
やはり気をつけていても半年で歯石が結構たまっていたようです。

宇宙

宇宙は奥歯に歯石がついていたようです。

碧海

碧海も奥歯に歯石が少しついていたようです。
以前ケージを無理矢理破壊して開けた時に痛めたのか少しかけた歯が3本あります。

恒例撮影会

歯石除去終了後、待合室に撮影ブースがあ流ので、持参の衣装を着て撮影してます。
今回の背景は桜並木でしたので、宇宙は学生服、碧海は袴姿で卒業式風です。

まとめ

 無麻酔で行う歯石除去は、歯の表面の歯垢や歯石を落とす予防の処置です。
重度の歯周病になると歯茎のポケットの中まで歯石が入り込んでしまう事があり、そうなると歯茎と歯の間のポケット内の歯石の除去は痛みを伴うので無麻酔では処置ができないため、動物病院で治療として全身麻酔での歯石除去をする必要があります。

 日々のブラッシング等で歯石になる前に歯表面の歯垢の除去や口内ケアをしてあげましょう。
 歯石が溜まったり、口臭やお口のケアが気になったら、無麻酔での歯石の除去を検討してみたらいかがでしょうか。

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